ドコモ→格安SIM、親を乗り換えさせる前に確認すること10選

「月々の携帯代を安くしてあげたい」と思って格安SIMへの乗り換えを勧めても、 あとから「キャリアメールが使えなくなった」「見守りサービスが解約されてた」と後悔するケースは少なくありません。

この記事では、親をドコモ(またはau・ソフトバンク)から格安SIMに乗り換えさせる前に、子世代が確認しておくべき10項目をまとめました。 乗り換え当日に慌てないよう、事前にチェックリストとして使ってください。

この記事の使い方

乗り換えを検討し始めた段階で一度読み、親と一緒に確認する項目に印をつけてください。 全項目をクリアしてから手続きに進むと、トラブルをほぼゼロにできます。

確認1:キャリアメールを使っているか

ドコモなら @docomo.ne.jp、auなら @au.com などのキャリアメールは、 格安SIMに乗り換えると原則使えなくなります(有料の継続サービスを申し込めば別)。

親がキャリアメールを使っているかどうかは、メールアプリを開いて送受信履歴を確認すれば分かります。 友人や病院の予約確認、銀行の通知などに使っていないかチェックしましょう。

対策:乗り換え前に Gmail や Yahoo!メール など無料のメールアドレスに切り替え、知人や登録先に新アドレスを伝えておく。

確認2:家族割・グループ割の影響を調べる

ドコモの「みんなドコモ割」などは、家族の中で1人でもドコモを解約するとグループ全員の割引が減る仕組みのものがあります。 親だけ格安SIMに移した結果、残った家族全員の料金が上がってしまうことも。

同じキャリアを使っている家族が他にいる場合は、キャリアのショップや電話窓口で家族割への影響を事前に確認してください。

確認3:見守りサービス・安心パックを契約していないか

「あんしんパック」「スマホ補償」「ケータイ保険」など、キャリアオプションの見守り・保険系サービスは、 解約と同時に終了します。

特に**端末の故障保険(補償サービス)**は、乗り換え後に別途加入しないと、水没・紛失時に全額実費になります。 格安SIMでも端末補償オプションを提供しているところは増えているので、乗り換え先で加入できるか確認しましょう。

確認4:緊急速報・災害時の通信

格安SIM(MVNO)はキャリアの回線を借りて運営しているため、緊急地震速報や津波警報は問題なく受信できます。 ただし、災害時の「優先接続」はキャリア契約者が優先されるため、混雑時につながりにくくなる場合があります。

親が一人暮らしで、災害時の連絡手段として携帯を重視している場合は考慮に入れておきましょう。

確認5:SIMロックの解除が必要か

ドコモで購入したスマホをIIJmioなどのドコモ回線系MVNOで使う場合はSIMロック解除不要なことが多いですが、 au・ソフトバンク系の端末を他社のMVNOで使う場合はSIMロック解除が必要なケースがあります。

端末購入から100日以上経過していればMy docomoなどのアプリから無料で解除できます。 乗り換え先のMVNOの動作確認済み端末リストで、親のスマホが対応しているか事前に確認を。

確認6:Webでの手続きができるか確認する

格安SIMへの乗り換えは、多くの場合オンラインのみでの申し込みになります。 (一部は対応店舗あり。IIJmioの「ビックカメラ」など)

親が自分でWeb手続きをするのは難しいため、子が代わりに申し込みを行うことになりますが、 本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)の提出が必要です。写真撮影の手伝いも必要になります。

確認7:MNP予約番号の取得方法を把握しておく

電話番号を引き継ぐ「MNP(ナンバーポータビリティ)」には、元のキャリアからMNP予約番号を取得する必要があります。

ドコモの場合:

  • 電話:0120-800-000(無料、24時間対応)
  • My docomo アプリ:「契約・手続き」→「MNP予約番号」

MNP予約番号には15日間の有効期限があるため、取得後すぐに乗り換え手続きを進めましょう。

注意

MNP予約番号の取得後、元キャリアを解約してしまうと番号が引き継げません。 乗り換え先で「MNP転入」を完了するまで、元の回線は解約しないでください。 MNP転入手続きが完了したタイミングで自動的に解約されます。

確認8:乗り換え後のサポート体制を確認する

格安SIMは料金が安い分、店舗サポートがない or 限定的です。 困ったときに「ショップに行けば解決してくれる」という選択肢がなくなります。

乗り換え後のサポートは基本的に電話・チャット・Webになりますが、 「IIJmioでんわ」「mineo」など一部MVNOは手厚いサポートを売りにしています。 親が遠方に住んでいる場合、子がリモートで設定をサポートしやすいMVNOを選ぶのがポイントです。

確認9:通話プランを選び間違えないか

格安SIMの料金プランは「データ専用」「SMS付き」「音声通話付き」の3種類があります。 親が電話を使うなら必ず音声通話付きSIMを選ぶ必要があります。

また、かけ放題オプションがないプランでは通話料が22円/30秒かかるため、 長電話が多い親の場合は「5分かけ放題」「10分かけ放題」などのオプションも検討を。

確認10:データ容量は足りているか

現在の月間データ使用量は、スマホの「設定」→「モバイル通信」から確認できます。 格安SIMは「3GB・5GB・10GB」などのプランが中心で、使い切ると速度制限がかかります。

動画をよく観る親なら10GB以上、主にLINEと通話だけなら3GBで十分なことが多いです。 乗り換え前に2〜3か月分の使用量を確認して、適切なプランを選びましょう。

まとめ:乗り換え前チェックリスト

確認項目チェック
キャリアメールを使っていないか
家族割への影響を確認したか
見守り・補償サービスの移行先を決めたか
緊急時の連絡手段として問題ないか
SIMロック解除が必要か確認したか
Web申し込みの準備(本人確認書類)が整っているか
MNP予約番号の取得方法を把握しているか
乗り換え後のサポート体制を確認したか
音声通話付きSIMを選んでいるか
適切なデータ容量プランを選んでいるか

10項目すべてを確認してから乗り換え手続きに進めば、 「こんなはずじゃなかった」という後悔をぐっと減らせます。


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