Live2D用 PSD自動生成ツール

正面立ち絵1枚から、Live2D用にパーツ分けしたPSDを作るデスクトップツール。

Live2D用PSD自動生成ツールの画面。上部に「画像を選択」「パーツ解析」「補完生成」「PSD保存」の4つのボタンが処理の順に並び、左に書き出されるLive2Dパーツの一覧、右に「正面立ち絵を選択してください。」と表示されたプレビュー領域がある。

Live2Dのモデル制作で一番手間のかかる「1枚のイラストをパーツに分ける作業」を短縮するために作ったPythonツールです。正面立ち絵を読み込むとパーツ候補を解析し、後ろ髪・髪裏・首・胴体・腕など、前面に隠れて見えない部分をAIで補完してから、PSDとレイヤー別PNGを書き出します。Cubism Editorに読み込んですぐ素材分けを始められる状態にすることを目標にしました。AIの補完結果は人が確認・修正する前提と明記し、全自動リギングは狙わない設計にしています。

Live2Dで一番時間を取られるのは、絵を描く前の作業

Live2Dでキャラクターを動かすには、1枚の立ち絵をパーツごとのレイヤーに分ける必要があります。しかもただ切り分けるだけでは足りません。前髪の裏にある後ろ髪、顎の下に隠れた首、腕で隠れている胴体など、元の絵には描かれていない部分を描き足さないと、動かしたときに欠けて見えます。

この作業はモデル制作の中でもっとも地味で時間がかかる割に、絵としての出来には直結しません。ここを短縮できれば、動かす作業に時間を回せます。

隠れている部分をAIに補わせる

このツールは正面の立ち絵を読み込むとパーツの候補を解析し、後ろ髪・髪裏・首・胴体・腕といった前面に隠れて見えない部分をAIで補完してから、PSDとレイヤー別のPNGを書き出します。

目標に置いたのは「Cubism Editorに読み込んですぐ素材分けを始められる状態」です。完成品を出すことではなく、手作業の出発点を後ろにずらすことを狙っています。

全自動リギングは狙わない

AIの補完結果は、そのまま使える品質になるときもあれば、直しが必要なときもあります。そのためこのツールは、人が確認・修正する前提であることを明記したうえで、全自動でのリギングまでは狙わない設計にしました。

全部を自動化しようとすると、どこで間違えたのか分からない出力になり、結局作り直しになります。人が直せる形で止めておくほうが、実際の制作では速く終わります。

使用技術
  • Python
  • PSD書き出し
  • 画像生成AI
  • Live2D Cubism
担当
  • 企画
  • パーツ解析ロジック実装
  • AI補完の組み込み
  • PSD書き出し実装
成果
  • 立ち絵1枚からパーツ分けPSDとレイヤー別PNGを出力
  • 隠れ部分(後ろ髪・首・胴体など)のAI補完を実装
制作期間
制作済み
ステータス
MVP完成

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